資本主義とか会社とか株とかって、そもそも何? という視点はあるべき。

株式会社というフィクション

要するに、会社ってのは、すごくきちんと考えられて出来上がったシステムというわけじゃあない。そんなことがわかった。

「路地裏の資本主義」 平川 克美

「路地裏の資本主義」 平川 克美

ともすると、株式会社というものを、それが人間の生態や行動原理にもとづいた妥当で合理的なものとして、当たり前のように見てしまう。

しかし、それは決してそんなものではないのだなあ。けっこう適当に、ギャンブルのようなものから生まれ出て、社会に否定されたりしたが、ちょっとしたきっかけでまた返り咲いたいりして、結果として今、幅を利かせているということのようだ。

イギリスねえ・・・

欧米の産物に対しては、なんとなく合理的なイメージを持っていたけれど---普通に考えればそりゃあ勿論わかるのだけれど---正しい姿に進化する理由も保証もないし、結果として見てもやっぱり正しくはない形になってきているんじゃないかと思う。

うむむ、考えさせられた。

株式会社の分類

へえと思ったのは、各国の会社の雰囲気やシステムというのは、その国の家族のそれらとほぼ同じなのだそうだ。人間が作る組織は、やっぱり似たものになるというのは、まま有り得ることだと言われれば思う。それが実際にそうなんだあ。

会社ってのはそれも文化の表れなのだ。

面白い。

多様な視点を得るための本

さーっと、自然に、それこそ路地裏を散歩するかのように読めてしまう。

何かを詳しく掘り下げて知るためではなく、著者の豊富な視点を楽しんで学ぶための本と言える。

貨幣とか経済とかを対象にして、色々な角度からの、それぞれがまっとうな視点を、とりあえず得て俯瞰することができるようになるのは収穫だった。

働く人々へおすすめしたい。

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平川 克美
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2015年6月10日
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Book Review, ライフスタイル, 経済, 自己啓発

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