入社3年目までの仕事の悩みって、たしかに多い

ほんとうにひさびさに記事を書きます。

ぜんぜん更新していなかったのは、ただのなまけ。で、ひさびさに書こうとしているのは、お知り合いが出版したからという理由が一つ。そしてもう一つ理由があって、ちょっと新しい試みを思いついたから。

まずはマジメに前者から。

10000冊のビジネス書のエッセンス

最近お知り合いになった大杉潤さんの処女作が出版された。けっこう衝撃的なタイトルだ。

「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」

10000冊って!

「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」 大杉潤

「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」 大杉潤

本書は若手社員にアンケートを取って悩みや疑問をあつめ、それにこたえる形で名著からの文章を引用して解説が加えられている。

念のためにいっておくと、Toshiは「入社3年目まで」には残念ながら該当しない。もうそこそこのアレなので、書店で買うときには店員さんの目が気にはなった。でも本書は、そこそこのアレでアレな感じの人たちにも読んでほしい。たくさんビジネス書を読んできた人でも、抜け漏れチェックの機能を本書がはたす。Toshiの場合も、たくさんの気づきがあった。

Q26 出世する方法を知りたい。

というストレートな質問に対して、

上司が何を重視するか、(中略)下手な推測をするよりも、上司に直接聞く方がよほど効率的だ。仕事で重視するのはどんなことか、自分に何を期待しているか、折に触れて質問しよう。またアドバイスを求めるのも関係作りに役立つ。

ほー。なるほど。これよいかも。Toshiはゴマをするくらいなら死んだほうがましだから、もしゴマをすっていたら殺してほしい、と知り合いにお願いしているほどゴマをするのが嫌いだ。けれど、「あなたは僕に何を求めているのですか」と訊くことはできる。部下に、こう訊かれると悪い気はしないだろう。そして実際に訊いてみたい。「こんなにきちんとやっているのに、いったいなにが不満なんだ、おい! お前なんかよりよっぽどこっちはアレなんだぞ」という内容を柔らかくして。

出典のジェフリー・フェファーという人の「「権力」を握る人の法則」も読んでみようか、という気にもなった。

Q34 周りの目が気になって、チャレンジできない。

に対しては、

職場で誰かに嫌がらせをされるとか、嫌味を言われることはたしかにあります。しかし、それを誰もがいつまでも気にし続けるかといえばそんなことはありません。

とくる。そうだな。実際はそうなんだよな、と思う。「人生を変える勇気、踏み出せない時のアドラー心理学」(岸見一郎)が出処らしい。これもToshiは読んだことがない。

そういえば、Toshiが好きでトイレに常備している「ブッダ 今を生きる言葉」という半分写真集のような本のなかに、

戦場の象が、射られた矢に当たっても耐え忍ぶように、われわれは人のそしりを忍ぼう。多くの人はたちが悪いのだ。

というのがある。そんなブッダの時代からたちの悪い人がたくさんいたなんて、いまのサラリーマンと変わらないのかもしれない、と思ったのが印象的で覚えていた。いつの時代も真理は変わらないのかもしれない。

ビジネス書を因果ループモデルで記述してみるという試み

とつぜん思いついた試みを、いきさつや背景を説明せずに、いきなりここでやってみようと思う。

「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」を因果ループモデルというもので表現してみるとこんな感じになった。とりあえず見てほしい。

「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」 大杉潤

「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」 大杉潤

そしてこの図をこのように読んでみてほしい。

・若い社員の「仕事力」は「読書の質」と「読書の量」を高めることで良くなる。
・「読書の質」は「読書の量」をこなすことで向上する。
・だから、まずは「読書の量」を確保したい。
・そのためには、「自由時間」を増やしたい。
・そのためには、「仕事力」を向上させて仕事を効率化したい。
・ただし、「仕事力」が上がっても、すぐには「自由時間」は増えない(遅延ループ)。なぜならサラリーマンは結果を出しても、あるていどのポジションを得ないと早く帰らせてはくれないからだ。

これが「うまくいかない」(自己強化ループがうまくまわらない)一つのモデルだとする。ここまでが現状把握。そして、対策は、

・「入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました」を読むことで、短時間に「読書の質」を上げられる(レバレッジポイント)。
・すると「仕事力」を当面は上げることができる。
・そのうち実績が認められ、リーダーになったりして多少の裁量が発生し、早く帰りやすくもなる(遅延ループの解消)。
・結果として、二重の自己強化ループが周りだし、加速度的に成長していく。

ということになる。

ビジネス書というのは、なんらか良い「仕組み」を提案している。こうやって「モデル」を使って書評を書いてみたらわかりやすいのではないか、という思いつきをイキナリやってみた。Toshiは世界初の「ビジネス書モデラ―」ってことで、よろしかったですかな。

 

入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました
大杉潤
キノブックス
売り上げランキング: 4,164
ブッダ 今を生きる言葉
ブッダ 今を生きる言葉

posted with amazlet at 17.03.19
六田知弘
パイインターナショナル
売り上げランキング: 172,750

P.S.

ハピタス経由でハピタス堂書店に行って買うとお得。いまハピタス堂書店では、送料無料とポイントアップ(3%→5%)のキャンペーン中なので、楽天カードと組み合わせると、実質6%ディスカウントで購入できる。新刊でも最大11%OFFにもなる、本を安く買う方法の詳細は、以前の記事を。
Share on Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加
Bookmark this on Google Bookmarks



2017年3月19日
  最初のページに戻る  

Book Review, 自己啓発

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

CAPTCHA